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帯広営業所 本機営業職 Y.Kさん

入社のきっかけは?

 面接を通してこれまでの経験を思う存分に発揮できそうだ、と確信したので入社を決めました。
私は北海道で生まれ育ったので、前職で本州へ異動し業務に就いてからも、いずれは北海道で仕事をしたいと考えていました。

前職は何をされていましたか?また、前職で培った経験や知識を現在の業務に活かせていると思うことはありますか?

  前職は、金融商品の営業職でした。営業の基礎をイチから学んだので、現職でも活かせています。
新卒で入社した前職では、会社の研修施設で営業の基礎を約1か月半にわたって学びました。
商品への興味付け、クロージングから契約まで、現在も搾乳ロボットをはじめとする高額商材を扱う営業職として業務を行う上で役に立っています。
また、営業をする相手も企業の代表者であることが多かったことと、飛び込み営業がメインでしたから、度胸はついたのかなと思っています。
現在は、デラバルという看板を背負って日々の業務に当たっているわけですが、酪農というのは奥が深いので、今でも勉強の毎日です。
また、当社は外資系企業のため、英語を学ぶ意欲のある方はオンラインでのトレーニングもあります。
私自身も入社してすぐは、一般の英会話教室やオンラインのトレーニングも受講させて頂きました。
日本にも海外からトレーニングや会議などで多国籍の従業員が来日する機会があるので、英語でコミュニケーションを取ることができれば、もっと色々な物の見方を双方に共有できると思います。

現在の担当業務は?

  主に搾乳ロボットVMS™やパーラー、ロータリーなどの提案を行っています。契約に至った場合は、施工までのスケジュールを社内及び工事に係る建築会社様などと調整を行います。また、新規のお客様を開拓することもあります。

入社してから初めて営業に行った時のことを教えてください。

 前職で身に着けた度胸があったからか「まずは行って色々聞いてみよう!」という気構えで行きました。
入社時は、消耗品販売者(社内ではモバイルセールスと言います)として移動販売車を運転して酪農家様を巡回し、主に酪農資材の販売をしていました。しかし、前職とはまったく異なる業界への転職だったので、酪農や牛の知識は皆無でわからないことばかり。
それでも当時は、400軒程度の酪農家様を日々訪問していたので、わからないことは素直にお客様に聞くことにしました。
牛自体のことや餌である牧草・飼料のこと、牛舎を建てた際のエピソードなど、今でも業務を行う上で基礎となっている知識を学ばせてもらいました。

もちろん会社でのトレーニングもありましたが、やはり実際に自分の目で牧場や牛、牛舎を見て、お客様とコミュニケーションを取ることが一番勉強になります。これは今でも変わらないですね。

今までで一番やりがいを感じた瞬間は、どんな時ですか?

 初めて搾乳ロボットVMS™の契約を結んでもらった時です。その時は入社して5年が経過し、すでに現職に就いていました。
その頃、とある酪農家様が他社の搾乳ロボットを導入することでほぼ決定していたという話を聞いていました。
しかし、1度当社の搾乳ロボットについても話を聞いてみたい、というお問い合わせを頂き、私がそのお客様を担当することになったのです。
入社して5年と言えどまだまだ勉強中の身でしたが、お客様が何にどれくらい興味を持っているのかを中心に、十分な聞き取りを行いました。
お客様が持つ悩みや疑問について、社内の異なる営業所の営業マンや他部署の製品担当者、図面担当者など多くの先輩たちからのサポートを受けて、地道にお客様訪問と提案を続けた結果、契約という結果に辿り着けました。
お客様との信頼関係構築を意識していたのはもちろんですが、地道に対応し続けたことを評価してもらえたのかな、と思います。今は転勤して異なるエリアを担当していますが、それでもお客様から連絡を頂くことがあります。嬉しい瞬間ですね。

社風や社内の雰囲気をどのように感じていますか?

社歴の長い方から、最近入社した方まで、そして多様なバックグラウンドと担当する業務が異なる方々が1つの営業所内にいるので、双方にとって新しい刺激のある活発な雰囲気だと感じています。
また、会社の舵取りを行う社長との距離が近いな、ということは非常に感じます。
自分の意見やアイディアに耳を傾けてもらえますし、言いやすい環境でもありますね。これは一般的な企業では、あまり多くないのではないでしょうか。

今後、目指していきたいことは何ですか?

お客様である酪農家様が、今の牧場主のお子さんの代、お孫さんの代とずっと当社と関わって頂けるような関係を構築していきたいと思っています。
営業活動時には、当社の製品をできるだけ多くの人に知ってもらいたいと思い訪問活動をしていますが、もちろんお客様の満足度の向上も強く意識しています。
お客様のお話に耳を傾け、「どんなことに困っているのだろう?」「どんなことがあるとお客様にとって良いのだろう?」といったニーズをしっかり把握しながらコミュニケーションを続けていきたいですね。

会社や業界の将来性についてどのように感じていますか?

 日本国内の酪農家様のニーズは多様な形で増えていくと感じています。
また、デラバルという企業として140年以上の歴史がありますし、自分自身は今後も数百年以上続くと思っています。
世界人口は増え続けており、食のバリューチェーンに身を置く以上、「酪農業界」がなくなることはありません。
私たちの製品も常に進化を続けていますし、日本でも徐々に浸透しつつある「アニマルウェルフェア」の観点からも、魅力的な製品が発表され続けています。