パラレルパーラー
最適なパーラー選択のヒント
【推奨規模】
牛群サイズ目安:
80頭以上
可能なストール数:
1列x3ストール~1列x60ストール
2列x3ストール~2列x60ストール
推奨ストール数:
~2列x25ストール
【特長】
牛の配列:
牛は作業者のピットに対し90°の角度で立ちます。そのためパーラー室を短くすることができる利点があります。
作業者位置:
搾乳は牛の後脚背後から行い、乳房に安全か容易に近づけます。牛の後ろには保護パイプがあり、搾乳作業者が牛に蹴られる危険性が少なく、糞尿は尻当て板にある溝で受けますので床に落ちにくくなります。搾乳ユニット間の距離が、最短で作業効率が良くなります。
牛の流れ:
待機場から1頭ずつ入場し、「一斉退出」により片側の牛を同時に退出または「ギャングイグジット」によりギャングごとに退出できます。
処理能力:
牛がパーラーに秩序よく、各々のストール位置に入るよう、個々の牛の場所にはシーケンスゲートが付いています。
懸念点:
牛の尾が搾乳の邪魔になること、搾乳中に濃厚飼料を与えられないことです。