ヘリンボーンパーラー

最適なパーラー選択のヒント

herringbone.jpg

【推奨規模】

牛群サイズ目安:
80頭以上

可能なストール数:
1列x3ストール~1列x30ストール
2列x3ストール~2列x60ストール

推奨ストール数:
~2列x16ストール

【特長】

牛の配列
牛は作業者のピットに対し30°または50°の角度で立ちます。そのため乳房が比較的見やすい利点があります。

HB30 logo [更新済み].png

作業者位置
搾乳は、ストールが50°の場合は牛の後脚背後から行い、30°の場合は牛の横方向から行います。

牛の流れ
待機場から1頭ずつ入場し、1頭ずつ退出または片側一斉に退出します。

処理能力
搾乳能力は比較的高く、2列x8搾乳ポイント設計では、1時間で約55~75頭の牛を扱えます。牛の歩行距離もそれほど長くありません。

懸念点
搾乳に時間のかかる牛が一頭でもいるとその牛の搾乳が終わるまで次の牛を入れられないことです。

これはすべての搾乳が終わるまで牛を入れ替えることができないためですが、「迅速退出システム」を使うことで、いくらか能力を上げることができます。
アーム式離脱装置を使用すると、クラスターを持つ際の体の負担が少なく、クラスターのアライメントが取りやすくなります。

これは、パラレルパーラー同様に片側の搾乳が終わり次第、一斉に片側の牛が退出できるシステムです。