合同会社畠山牧場様

子牛のときからカウコンフォートを大切にしており、息子さんと分業しお2人で牧場を経営していらっしゃる合同会社畠山牧場様。カウコンフォートの秘訣を代表取締役社長の畠山政博さんに伺いました。 

合同会社畠山牧場様

  • 所在地:北海道北見市留辺蘂町 
  • 搾乳システム:VMS™ V3002台、パーラー(他社製)
  • 搾乳頭数:約220頭(※2023年10月現在) 

Q.ミニスイングブラシMSBを導入した経緯を教えてください。

私の牧場ではアニマルコンフォートを大切にしているので、なるべく人の手でブラッシングをしたいと考えていました。しかし、牛それぞれで嗜好が違いますし、頭数が増えるとすべての牛にブラッシングするのは非常に時間もかかるため、スイングカウブラシSCBを導入する予定で千歳の営業所に製品を見に行きました。 
その際にミニスイングブラシMSBのデモ機が展示されていたので、子牛用にもあるなら使ってみたいな、と思ったのが最初のきっかけです。子牛の発育にとってメリットがあれば、その分費用対効果も期待できると思い導入することにしました。 

Q.実際にミニスイングブラシMSBを使用している現在の実感はどうでしょうか。 

導入してから1年程経過しましたが、導入前よりも子牛たちの毛艶や血行が良くなったなと思っています。同時に、餌の食い込みも増えたという印象です。 
また、子牛が人慣れするようになったのも大きい効果だと感じています。 
人嫌いになると搾乳時に苦労しますし、特に私たちの牧場では搾乳ロボットを導入しているので、機械に慣れてもらうために最初は誘導する場合も多くあります。作業する側の私たちにとっても負担は大きくなります。 

Q.どのようにお使いいただいているのでしょうか? 

生後一か月目の子牛から使用しています。早い段階から慣らすことで、牛たちも学習して競い合うようにブラシ周りに集まっているようです。 
発育途中だとフケがたまりやすくなり、牛自身が舐めてしまいますが、導入後は自分で舐める回数も目に見えて減ったような気がします。 

Q.どんな方にオススメしますか? 

子牛のケアや発育、搾乳ロボットを導入しており牛を誘導するのに苦労しているという方はあるといいのではないでしょうか。 
肉牛農家の方は、よくメディアでブラッシングしているのを見かけますので、何かしらのいい効果を得ているのではないかと思います。 

Q.今後の展望をお聞かせください。

私たちの牧場では、2020年にデラバルの搾乳ロボットVMS™V300を導入した形で経営を始めました。今後は、現在搾乳ロボットを担当している息子へ徐々にすべての経営を任せていきたいと考えています。 
また、私の父の世代から大切にしてきた「子牛から丁寧に育て、牛が病気になりにくい牧場」を目指していきたいと思います。 

     実際に動いている様子を動画でご覧いただけます!

 

※デラバルは、この結果が典型的なものであると主張するものではなく、この情報はサービスの保証を意味するものではありません。実際の性能や改善は、搾乳方法、牛の種類、牧場や牛群のメンテナンス方法など、さまざまな要因によって異なります。

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