12の搾乳ゴールデンルール

パーラー、ロータリー、スタンチョン牛舎編

高品質な生乳生産の基本は、搾乳準備から。

パーラーやロータリー、スタンチョン牛舎で搾乳作業をする際の「12の搾乳ゴールデンルール」をご提案します。

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1.乳房状態を確認します

 

2.正しい搾乳手順を踏みます

 

3.必ず前搾りをしましょう

 
• 未使用で清潔な使い捨ての手袋を使用します。
• 乳房状態を定期的に確認します。
• 乳質に関する情報を定期的に確認します。
•牛毎に乳房衛生状態を記録します。
• 疾病牛の生乳は分別します。
  • 健康な牛、初産牛から搾乳を開始します。
•搾乳開始前には、乳房状態を確認します。
•産次数の多い牛や疾病牛は、後から搾り、搾乳した生乳は分別します。
  •前搾り作業時も、清潔な使い捨て手袋を必ず着用します。
•地面にそのまま搾乳しないようにしましょう。
•検乳カップやストリップカップを使用し、1乳頭毎に搾ります。
•搾った生乳の中に「ブツ」や「異常な色」などが混ざっていないか確認します。
•治療牛などから搾乳した生乳は必ず分別します。
•前搾りは、乳汁の排出を促す重要な準備です。
 
           
           
           

 

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4.乳頭をしっかりと洗浄/消毒します

 

5.真空圧を確認します

 

6.適切なタイミングでクラスターを装着します

 
•清潔な使い捨て手袋を使用します。
•乳頭をティートクリーナーなどを使用して綺麗にします。
•前搾り乳頭消毒剤を使用する場合は、噴霧後約30秒程度おいてから、拭き取ります。
•使い捨ての紙または、乳房清拭用タオルを使用して綺麗に汚れを除去し、乾燥させます。
•清拭用ペーパーやタオルは、1頭毎に廃棄または交換します。
  •搾乳開始時に毎回必ず真空圧を確認します。
•真空レベル、パルセーション率、パルセーター比は、推奨事項に沿って確認します。
  •クラスターを扱う際にも、清潔な使い捨て手袋を着用します。
•クラスターは常に清潔な状態を保ち、必要に応じて1頭の搾乳毎に消毒します。
•乳頭消毒・清拭終了後、約60秒以内にクラスターを装着します。
•クラスター装着時は、空気の混入に気を付けます。
•クラスターが正しい位置に装着されているか確認しましょう。
•ロングミルクチューブはパルスチューブに合わせ、ねじれを避けます。
 
           
           
           
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7.過搾乳を避けます

 

8.正しくクラスターを外します

 

9.搾乳したらすぐに乳頭を消毒します

 
•搾乳作業中は、作業に集中します。
•過搾乳は乳頭にダメージを与えるため、避けます。
•搾乳終了を手動、または自動離脱機能によって確認します。
  •搾乳終了時には、手動、または自動でバキュームを停止します。
•クラスターの取り外し前に、クローの真空圧が完全に低下していることを確認します。
•乳房を圧迫しないように気を付けます
•バキュームが完全停止後にクラスターを取り外します。
  •クラスターの取り外し後すぐに乳頭ディッピング、またはスプレーします。
•ポストディッピング剤を使用することで、疾病を効果的に防ぐことができます。
 
           
           
           
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10.搾乳機器を洗浄/消毒します

 

11.適切に冷却されているか確認します

 

12.生乳品質を定期的にチェックします

 
•搾乳ユニットの外側と搾乳システム内を洗浄します
•搾乳作業の都度、搾乳システム内部を手動、または自動ですすぎ、洗浄します
•専用洗剤で洗浄します。ラベルに記載されている使用量、手順、温度に従います。
•必要に応じて、殺菌剤で消毒します
•クラスタークリーナーからクラスターを取り外し、よく乾燥させます
  •搾乳中、後も適切な冷却が行われているか確認します
•生乳品質保持のための冷却温度になっているか確認します
•集乳後はすぐに専用洗剤を使用して洗浄します
  •乳質や乳成分に関する情報を定期的に確認します
•他の機器から収集されるデータと照合します
•定期的な予防メンテナンスを行い、ライナーやチューブ、部品を適切に交換することで搾乳システムを常に正常に使用することができます